コマースピックにて、当社代表工藤のインタビュー記事が掲載されました
◎データカラムが統一策定されないまま成長したEC業界における弊害 ――事業者としては、売上拡大や業務効率化に繋がるサービスやシステムであれば、ぜひ導入・連携したいですよね。なぜ、それが一筋縄ではいかないのでしょうか?
工藤さん:一番の理由としては、サービスやシステムの連携元と連携先でデータの形式が異なるからです。EC業界は、統一したデータカラムが策定されないまま、成長してきました。そのため、各サービス・システムを提供している企業様が、個別にデータカラムやデータ設計をしているので、データの形式や項目がサービスやシステムによって異なるのです。
この問題は、APIを活用して連携することで解決できるように思われます。しかし、社内で開発ができる環境が整っていればいいのですが、ほとんどの事業者様が外部に委託されているのではないでしょうか。
普段お付き合いのある制作会社様に相談される事業者様が多いですが、フロントエンドではなく、バックエンドの開発になるため、対応できないこともあります。また、バックエンドの専門であるシステム開発会社に依頼したとしても、ECの業務フローをしっかり把握していないと、うまく連携することができません。そのため、委託先を選定することが難しいという声をいただきます。